仕事と肩書き

今日は義父の往診があるので、仕事を休んだ。休まなくても診察は可能であるが、薬のことや伝えたいこともある。電話という文明の利器があるにもかかわらず、現場主義の私だ。

そのため、今年に入ってから、色んな理由で休み続けていて、もはや私は普通のフルタイム勤務は無理だ。来月から失業者となる。

この20年という月日、職場はあちこち変わったが、どこかに所属して来たから、来月からが不安である。子どもたちは独立したものの、私の収入で色々支払いもあるからである。

毎月の美容院代、結構するのよねー。季節ごとに洋服を買うのが趣味なのよねー。美味しいランチ行きたいし。ああ、これからどうしよう?

さて、私のような低賃金のアルバイト稼業でも、行くところがない不安が沸き起こるのだから、企業で永年勤続して来た人のストレスは凄いだろうなあと想像する。何より部長とか、課長とかの肩書きがない自分と向かい合わなければならない。

私はその点肩書きが無い。思い出して見ると、昔から〇〇君のお母さんという肩書きで呼ばれることも無かった気がする。おばちゃんとも呼ばれない。常に名前なのだ。

口の悪い小学生の少年が私の顔見て「あなたにだけは、おばんとは言えない」と言われて驚いた経験もある。いったい私はどんな空気を纏っていたのだろう?

神社仏閣と占いとカメラ好きの大石ゆうの世界

神社仏閣を訪ねてミラーレスカメラで写真を撮影することが大好き。個性心理學講師、カラーセラピスト。秋より占い鑑定受付予定。

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