人生50年以上生きていると、自分には合わない人と出会うことがある。しかし、彼らを観察していると、過去の未熟な自分の姿とも重なる。
まず、自分の辛い過去を語る。こんな嫌な目にあったという不幸自慢である。それが成長すると上から目線になる。
次に自分が正しいと思い込むと、他人の揚げ足をとる。陰口をいうことに繋がる。
自分は特別だと思い込むと、平気で約束をやぶる。遅刻をして他人の時間を盗むのも同列である。
自分の未熟さを自覚した今は、なるべく過去の失敗を繰り返さないようにしたいと思っている。
過去の自分に戻りたくないのは、あまりにも多くの失敗を積み重ねて来たことも一因だ。私は実に馬鹿なことばかりして来たのである。
今の自分もきっと、未来の私からすれば、大馬鹿者に違いない。いくら学んでも、至らないことばかりなのだ。
こんな私だから、今の自分が一番幸せである。過去の自分には戻りたくないだけだ。
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