3年ほど前になる。明日は京都へ行こうと決めたものの、行き先に迷っていた。
地図を開いてあれこれ考えても決められない。仕方がないので、当日の気分で決めることにした。
その頃は日帰りで京都散策を楽しんでいて、人があまり行かない寺社仏閣を選んでいたのである。
急に玄関のインターホンが鳴り、注文していた本が届いた。何か忘れたけど、衝撃的だったのは、パッと開いたページで一番初めに飛び込んで来た文字である。
「泰山府君」だった!
泰山府君とは、赤山禅院に祭られている神様である。京都駅からは少し離れていて、最寄り駅からも20分以上歩く。京都の鬼門を守るお寺である。
これは神様に呼ばれたなあと思った。
素直に参拝したら、その日は阿闍梨様の御加持のある日で、信者でもないのに受けることが出来た。加持祈祷なんて生まれて初めて目の前で見れた!
泰山府君は占いの神様でもある。
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