幸せか不幸せかは誰が決める?

週に一度はビニル袋一杯の除草作業をしている。そう、庭付き一戸建ての暮らしには、草取り作業がもれなくついてくる。

もっとも分譲住宅であれば、庭は狭い。田舎の一戸建てに比べると猫の額のようなものだ。

我が家はかなり草取りが必要な家に住んでいるが、決して資産家ではない。義父の祖父は破産して元の家を売って現在の場所に越して来たそうだから、すってんてんの貧乏であった。義祖父はまだ若い頃、5人子どもを残して工事現場で事故に遭い他界。義父は兄弟たちのために働いてきた。

何度もそういう目に合う家系のようで、義父も保証人になり資産を無くしている。お蔭でこちらも大いにとばっちりを受ける羽目になる。

外側からも内側からも悪いところから見れば、我が家は不幸そのものの家である。しかし、たまに友だちから羨ましいと言われて暮らして来た!

息子が2人いる。
息子が2人とも国立大学を卒業している。
息子が2人とも結婚して子どもが生まれた。

最近はこの三つである。

他にも退職する前なら、良い仕事場に勤めていることやら、楽しそうに友だちと遊んでいることも含めていろいろあった。

除草作業をしながら考えた。私は家族の現状をたまに会う人に伝えるだけである。伝えなくても風評というのがあり、結構好き勝手なことを人は言うようだ。

人間の幸せや不幸せは、現状をどのように見るかということだ。除草作業をしなければならない環境をどう捉えるか。大地にふれあう幸せか?面倒臭い労働か?

はっきり言って、草取りは面倒臭い!しかし、季節によって生えてくる植物も動き回る虫も違うことを感じる貴重な時間だ。何より体重を維持するためには程よい運動である。

神社仏閣と占いとカメラ好きの大石ゆうの世界

神社仏閣を訪ねてミラーレスカメラで写真を撮影することが大好き。個性心理學講師、カラーセラピスト。秋より占い鑑定受付予定。

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